夢を剥ぎ取る権利など、何人にも無い

よく偉い先生方が「やってみろ。やって駄目なら諦めろ」風なことをよく言う。

しかしよく考えてみよう。確かにその人は十分な努力をしなかったかもしれないし、
十分な成績を収められなかったかもしれない。その為に多くの人が迷惑を被ったかもしれない。
だけどそんな理由でその人の夢を剥ぎ取る権利など誰にも無い。

相手を罵詈雑言で貶めたり、傷つけたり、ということがあれば話は別だが、
彼は彼なりに、彼女は彼女なりに頑張った成果が出なかった、売上げを出せなかった
と言う理由だけで、夢を諦めろといって剥ぎ取る権利があっていいはずはない。


プロの世界は厳しい。今日の仕事が明日の仕事、収入に響いてくることは明白だからだ。
彼や彼女がプロの世界でやっていけるかどうかは、オファーされる仕事の量で自ずと知らされる。
先月は3本あったのに今月は1本だったら、それが何を意味するか?なんてことは
どんな人だって推測つくはずだ。


だから敢えて周囲が諦めろ、止めろなんてことは言う必要が無いと思う。