スティーブジョブズだけが偉いんじゃないんだからねっ(1)

(1)なのは多分ジョブズ氏回顧の記事をいくつも書くんじゃないだろうかという、自分に対する先手ですw

正直、あれだけの変態オタクに数十人いるだろう幹部たちが従ったなwっていうのが本音的な感想だ。
自分たちが一度は追い出した奴を、自分たちの都合で呼び戻した訳だから彼の言うことを聞かざるを得なかったのだろうが、それでも嫌いだった奴の話を聞きいれるというのは腹が立つことだと思う。
でも呼び戻した幹部たちは、彼の言葉を聞きいれるしかなかった。だから新しい展開が出来たんだと言える。


もう1つは、モトローラIBMのCPUとの別離を決めたことだ。
当時のグラフィック性能ではIntelの上を言っていたが、IntelのCPUがCISCからRISC式のものに変ってゆき、グラフィック性能も上がっていったことも、アップルがCPUをインテルに変えた理由の1つだろう。
IntelCPUに変えたことで、Mac上の仮想化ソフトでWindowsも使えるようにしたこともユーザーを呼び戻せる要因になったと思う。

アップルはパソコン業界になかったもの、ジャンクフードのような身体に悪そうな発色の色をパソコンのカラーにしたり、曲線を多用したスタイルを取り入れたりと挑戦し続けた。
今でこそメーカー製デスクトップPCはそうだが、モニターとハード一体型PCはアップルが先陣切って販売した。


カラフルなiMaciPodがリリースされてから10年近くなる。
ジョブズ氏ひとりがやったことではないにせよ、彼の功績は彼のIBMやHPやMicrosoftもやってのけなかったことを遣り遂げたことに最大の価値と意義があるように思う。


挑戦忘れて成功は無し。


[参考元]
瀕死のアップルをどうよみがえらせたのか:日経ビジネスオンライン
< http://business.nikkeibp.co.jp/article/book/20111208/224970/?P=1 >