まあ金の有るところは幾らでもできるけど・・・^^;

発電機本体が長テーブルや台所くらいの大きさのもので、20KVA発電物で約1,000万円。
キャンプなど戸外で少し使うようなタイプでも50万円くらいするものもある。

調べつくしてないが、例えば川崎重工製のPUシリーズでは200~6000kVAまであり、データセンター導入例では同PU3500を5機入れているそうだ。 価格は非公表だが、単純に計算しても1機4~5千万円~数億だろう。
大企業なら高額でも導入できるだろうが、中小以下だとキャンプ用のものを導入するのがせいぜいじゃないだろうか。

ちなみに個人でも購入できるようなUPS機器では、8000VA機は約150万円、325VA機は4,200円のものがある。
もちろんこの2つの製品の間に複数の商品区分があるので詳しくは専門サイトを見て頂きたいが、
APC製の750VA品で、5万円前後。交換用バッテリー(約2~3年毎に1度)は約1万8千円だ。
(尚、有償保障を入れると、1年追加ごとに1~2万円プラスされる)


話を元に戻すw
例えば本社(基幹業務場所)が東京新宿にあったとして、国内にDCを設置するなら東京電力営業外である関西か福岡が選択肢になる。海外だと韓国、米カリフォルニアやカナダ、イギリスなどに置くというのがあるだろう。
(個人的な心情として、なるべく共産圏国には置きたくない。)

今回の地震で住民票が無くなった地域があるが、データを分散して保存しておくことの重要性を感じられる。
しかしハウジング1つ借りるにしても年間数百万~数千万円かかり、おいそれと借りれる代物では無い。

話前後するが、日本国内で分散化させる場合は大阪、福岡と言ったが、私的な思いでオススメを言うと、
北海道(紋別旭川、名寄)、高知、沖縄を上げたい。
これらにしたのは、やはり地震が”起きにくい場所”だということ。海溝プレートから離れており、鉄道または空港が近くにあるので交通の便で困ることはあまりない。(車が無いと困ることはあると思うが)

特に国内DCの場として見直されているのは、北海道。
冬は極寒の地だが夏でも涼しく、DCの電力節電に寄与できる地域だからだ。既に多くの企業がDCを持ちこんでおり、俺が個人的に使っている”さくらインターネット”も北海道に建築中だ。

海外だと韓国やアメリ東海岸側、カナダも割かし地震が起こり難い地域だろう。
だたアメリカNYあたりは、以前大停電を起こした経緯がある。1度だけだが、アメリカの電力会社がしっかりとした電力設計をしてくれないと安心できない。


データを分散させるのは大規模なRAID構築だ。と同時に、ちゃんと同期しているのか?差分はないのか?といった日常のチェック項目は増えてしまうし、ノウハウがなければ煩雑になってしまうだろう。

中小零細企業だと予算が立てられない問題があると思うが、デジタルのデータについては圏外のDCなりホスティングを借りて常に複製物を置いておくことは必要なのかもしれない。


うまく纏められなかったが、なにかと費用がかさむ話ばかりでイヤな時代になったものだと思う。


高まるデータセンターの停電リスク、企業はどう対応すべきか - TechTargetジャパン IT戦略
< http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1103/31/news03.html >