希望の星が流れるも、地上は荒廃の一途

今の世の中、何が悲しいかと言えば「儲け主義」一辺倒であることだと思う。

これじゃ育つものも育たない。種は撒いてやる、水もくれてやる。だけど花が咲きそうになったら
踏みつぶしてやる。それが今の社会。特に日本はそうだ。


宮崎駿氏しかり、芸術に関しては非常に長けている方だと思うが、じゃあ業界に入っても
夢を持てる、つまりモチベーション高くやっていける環境にすることにも注力しているか?
と言えば、俺はその点は全く何もやって無い というのが現状だと思う。

芸術家は本来、技術力は高いが、自己主張が高くて自分勝手な生き物だと俺は思う。
だから部下がどうだこうだなんてところに目は届かない。
そこを補うために、事務や人事を含めた担当者を擁する必要がある。しかし事務、人事に配属された人が本気に業界を良くしようと思わない人だと・・・


今氏が無くなったことは残念だが、彼が亡くなってもそれを補うだけの力は、今のアニメ業界には無い
という方が、もっと悲しい事態であることを言いたい。



アニメ監督『今敏』が最後に書いた日記 - ゴールデンタイムズ
<http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51534087.html>