一言で言えば、独りでも生きていける時代(環境)になっただけ。

理由づけが必要だからと理由を言う人もいるが、そう言うのは気難しくて言い方として嫌だ。
 
 
結婚しない人、離婚する人が増えたのは、ここ20~30年で生活環境が一気に変わった。
少なくとも都心(政令指定都市)にいれば、独りで生活できるようになった。というのが一番の理由だと
言う見方が妥当だ。
 
確かに未だに男尊女卑の制度は面々と続いており、賃金格差も未だに明確にある。
しかし女性の能力を認められる環境はほぼ完成形にまで出来上がりつつあり、
年収1000万円以上の人も珍しくなくなった。
 
家事も同じだ。
まだまだ不完全と言えるが、お掃除ロボットが市販されるほどの時代になった。
調理済みの食品は近場のコンビニで売っているようになった。何もお抱えの召使いを雇う必要もない。
 
昔はいたるところに不便があった。だから助けあい生活していかなければならない事情があった。
しかし今は、至る所に便利さがある。
 
こう言った点に誰も気づいてないし、当然のことながら役所や国も気づいてない。