アニメの話が出るたびに「あきらめろ」と言っている俺ではあるが、こういうことが再び
できないというところに悲しさ、寂しさの1つがあるといってもいい。
こういうこととは、「ロボットカーニバル(1987年)」のような作品が出ない、こと。
大友克洋、福島敦子、森本晃司、大森英敏、梅津泰臣、北爪宏幸、大橋学、
北久保弘之、貞本義行、なかむらたかし、久石譲など。
今となっては実現不可能なスタッフ陣で作られているところだけ取って見ても、一見の価値
がある。
特筆すべきはここだけではない。
オムニバスアニメではあるが、ほぼ全編に渡って「台詞」がない。
絵と音楽で、全てを視聴者側に委ねていること。それが本作の良さの1つだと俺は思う。
五感を揺らしてくれる作品として、俺はロボットカーニバルは好きだ。
ロボットカーニバル
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