理屈で人情覆す。面子、どう補う?

車メーカーなら、他社の新車を買って全て分解して解析している。
たぶんミズノ、デサント、アシックスの日本メーカーも、スピード社の水着を
買って、繊維1本まで分析しているはずだ。

しかしスピード社の特許は犯せない。


「ボクらの時代(フジテレビ/2007.9.23放送)」で片山右京鈴木亜久里、近
藤正彦がF1等についてトーク番組があった。この中で面白い質問があった。

『確実に1秒縮められる機器があったとしたら、幾ら出す?』

亜久里らは「10億だしたって安い」と言っていた。むしろお金のあるチームは
もっと出すだろう。とまで言っていた。


つまり選手やそのチームにとっては0.5秒早くなるとなれば、垂涎の代物。
仮に今回、理屈で擦り抜けようと連盟側は考えているが、たとえ数億以上の違
約金を支払う必要が出ても、違約金支払うに見合うと考えるだろう。

一方、ミズノ社らは日本の最大の関心事だから、ここでNOと言えば逆に国内
の風当たりは悪くなる。自分たちの面子は堕ちてしまっても、それ以上に影響
がでるだろう「NO」の判断は、行えないだろう。







日本競泳陣に朗報!スピード社水着着られる!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000005-sph-spo