コロナウイルスは目に見えない戦争

日露戦争こそ約1年半で終わったが、世界大戦は4~6年の長期戦になっていた。
パンデミックで大きいものだと以下のようになり、最近は昭和40年代後半にあたる。
 香港風邪(インフルエンザA香港型、1968年-1969年、死亡は約75万人)、
 アジア風邪(インフルエンザA型、1957年-1958年、死亡は約100万人)、
 スペイン風邪(インフルエンザ、1918年-1920年 死亡は約1億人)

これまでのパンデミックはどうやって終息になったのか。

[インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A]
(http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html)

国立感染症研究所感染症情報センターの記事は
スペイン風邪1920年に終息とWikipediaにはあるものの、実質1933年まで待たなければならなかったと書いていて、軽微で済んだオーストラリアは国境閉鎖、行動制限、個人衛星、消毒の徹底をしたためとあります。

アジア風邪は1957年2月に中国で発生、4月にウイルス解析を終えたことを受けてWHOが終息宣言。しかしその後に子供に広く感染し死亡者200万人と書かれています。
アジア風邪で肺炎を生じた人がいるようですが基礎疾患(持病)、リウマチ性心疾患、妊婦に重症化が見られたと書かれています。
ワクチンは同年8月以降出回り、明記ないですが1958年中には実質の終息になったと思われます。

香港風邪については世界での死亡者100万人とあるものの軽微だったと書かれており、殆ど内容については書かれていません。

 

コロナウイルス(COVID19)がどこまで勢力を伸ばし続けるかは不明です。

しかし100万人以上が犠牲となった過去のパンデミックを見ると、やはり地域閉鎖(ロックダウン)、行動制限をするしかないことが分かります。

更にアジア風邪でもWHOが先走って終息宣言をしたために第二波が起こり200万人が亡くなっていることから、WHOであっても情報を鵜呑みにするのは賢い行動ではないということが分かります。

期間は始まり日、終息日が不明瞭ながら、おおよそ2年近くになっています。
これは現コロナも同様の期間が見込まれると考えるのが妥当でしょう。

 

トランプ米大統領は意図的に情報隠蔽したとWHOと中華を強く非難しています。
しかし中華が隠蔽したのなら武漢で大流行さえ揉み消していたと思います。
発生源が中華なのは、過去のアジア風邪、香港風邪を見ても、明らかに不衛生さが原因になっていると思わざる得ません。
いまは昔より中華と交流する企業は各段に増えています。また中華国内も人の行き来が大幅に増えていることは想像し易いです。

コロナウイルスはインフルエンザと全く異なったウイルスです。
もしかしなくても初のインフルエンザであるスペイン風邪の時代に逆戻りしてる可能性はあると思います。もちろん当時と違って医学、医療が格段に進歩しているので解決するスピードは早いと思います。しかし1920年と2020年のいまは世界人口が桁違いです。
100年の時を超えて同様な事態にならないという保障はどこにもありません。

 

やはり全ての国は過去に学ぶべきです。

スペイン風邪のときオーストラリアが国境封鎖したときのように完全に他者を締め出す。これはパソコンがウイルス感染したとき最も先に行うべき「LANケーブルを外すこと」にとても似ています。

いまはIT、物流がとても発展しています。限定されるもののロボットが代行してくれる時代でもあります。


私利私欲と我が儘な政治家はすぐに排除されるべきです。

そして。いまの世界経済上、世界の工場として受け容れた以上は中華を清潔な国にするしかありません。衛生面だけでなく経済も政治もです。

そもそも民主主義国が共産国と経済交流をすべきではなかったのです。しかし安価な工場を求めたが故に対象的であるはずの共産国に手を出さざるを得なかった。
そのツケが今こうやってきているようにしか思えません。

表題、戦争だといっているのは戦時下は防空壕で昼夜限らず籠らざるを得なかった時のように、他者との接触を無くすしか手立て無いということ。